静かに暮らしたい人が選びやすい県ランキング【都会疲れ・移住検討編】

雑記・記録
この記事は約5分で読めます。

「静かなところに引っ越したい」と思い始めたのは、父が亡くなってしばらく経った頃でした。

実家の処分のことで頭がいっぱいだったのもあるけれど、それ以上に、毎日の生活の中でじわじわと「今のままでいいのかな」という気持ちが出てきていました。電車のホームの人の多さ、夜でも消えない街の光、週末でも静かにならない道路の音。慣れていたはずのものが、少しずつ重く感じるようになっていました。

そのとき「静かな県ってどこだろう」と調べ始めたことが、この記事を書くきっかけになっています。あくまで個人的な調べ方で、移住の専門家でも何でもないですが、同じように考えている人の参考になれば。


「静かに暮らしたい」とはどういうことか、少し整理する

静かさにも種類があると思っています。

音の静かさ(騒音が少ない)、人の静かさ(人口密度が低い)、生活の静かさ(変化が少なく穏やか)。どれを求めているかによって、向いている県がかなり変わってきます。

たとえば音の静かさを求めているなら、交通量の少ない地方都市が向いています。人の静かさを求めているなら、過疎化が進んでいる農村部が向いていますが、生活インフラが少ないというトレードオフがあります。生活の静かさを求めているなら、変化が緩やかで人間関係が濃い地方の中規模都市が合っていることが多いです。

私が求めていたのは「人の少なさ」よりも「生活のペースが穏やかなこと」でした。それで調べ方も少し変わってきました。


静かに暮らしたい人が選びやすい県ランキング

1位:長野県

長野県は全国の中でも「静かさ」を求めて移住する人が多い県のひとつです。

県全体の人口密度が低く、市街地から少し離れると本当に静かな環境が広がっています。松本市や長野市は一定の生活インフラが整いながらも、都会のような騒がしさがない。中山間地のエリアに行けばさらに静かで、星が見えるような場所もあります。

移住支援が充実していることも大きくて、相談窓口やお試し移住の制度が整っていることが多いです。首都圏からのアクセスも新幹線で1〜2時間程度なので、急な用事ができたときの安心感があります。

私が調べていて一番「住めそうだな」と感じたのが長野でした。実際に週末に松本まで行ってみたとき、街の規模感と静けさのバランスがちょうどよかったです。

2位:島根県

島根県は日本の中でも人口が少ない県のひとつで、都市部の喧騒とは無縁の暮らしができます。

出雲市や松江市には一定の都市機能がありつつ、少し外れると田園風景が広がる。海も山も近くにあって、自然の中で静かに過ごしたい人には向いています。

移住者受け入れに積極的な自治体が多く、UIターン支援の制度も充実しています。ただ、東京や大阪からのアクセスは飛行機か長距離移動になるので、頻繁に都市部に戻る用事がある人にはやや不便かもしれません。

3位:山形県

山形県は「静かさ」と「生活のしやすさ」のバランスが取れている県だと思っています。

米どころで食べ物がおいしい、温泉が多い、冬の雪が多い地域もあるけれど、その分夏の涼しさは格別。山形市や鶴岡市は地方都市として機能していて、スーパーや病院など生活に必要なものが揃っています。

人口密度が低いわりに、コミュニティのつながりが残っていることが多い。これは人によって向き不向きがありますが、「孤独になりすぎない静かさ」を求めている方には合っていると感じました。

4位:高知県

高知県は四国の中でも移住先として注目されているエリアです。

自然が豊かで、海・山・川がそろっていて、アウトドアが好きな人には特に魅力的な場所です。高知市はそれなりの都市機能がありますが、市内でも落ち着いた雰囲気の場所が多い。

移住支援に力を入れていて、地域おこし協力隊の受け入れなども積極的に行っています。ただ、交通アクセスは飛行機か高速バスが中心になるので、その点は覚悟が必要です。

5位:富山県

富山県は「住みやすさ」と「静けさ」を兼ね備えた県として、近年注目されています。

立山連峰を背景にした景色の美しさ、食べ物のおいしさ(特に海鮮)、交通インフラの整備、物価の安さ。都会疲れをした人が移住先として選ぶ理由が揃っています。

新幹線で東京まで2時間程度というアクセスの良さも、首都圏から移住を考える人には安心材料になります。県全体の雰囲気が落ち着いていて、生活のペースが穏やかなのが特徴です。


「静かな県」を選ぶ前に考えておきたいこと

移住先として静かな県を選ぶとき、「静かさ」だけで決めると後悔しやすいです。

私が調べながら感じたのは、静かさと引き換えになるものが必ずあるということでした。病院までの距離、仕事の選択肢、冬の厳しさ、車がないと生活できないこと。都会の「うるさいけど便利」から、地方の「静かだけど不便」に切り替わるときのギャップは、住んでみないと分からない部分が大きいです。

お試し移住や短期滞在を経験できる制度を使って、まず一度住んでみることを検討している人も多いです。「静かそうだから」という印象だけで決めず、実際に数日から数週間過ごしてみることが、後悔しない移住につながると感じています。


今の家をどうするかも、セットで考える

移住を考えるとき、今の家や実家をどうするかという問題が必ずついてきます。

今の場所を引き払って移住するのか、実家が空き家になるのか、賃貸に出すのか、売却するのか。移住先を選ぶのと並行して、「今いる場所の不動産をどうするか」を考えておかないと、後から手続きが重なって大変になることがあります。

実家の売却を考えているなら、移住前に相場を把握しておくだけでも判断が楽になります。売ると決めなくていいので、今の価値を知っておく、というところから始めるのがおすすめです。

※ここに「無料不動産査定サービス」へのリンクを設置予定です


最後に

「静かに暮らしたい」という気持ちは、弱さでも逃げでもないと思っています。生活の質を自分で選ぼうとしている、ということだと思うので。

ただ、その選択が後悔にならないために、「静かさ」の中身をもう少し具体的にしてから動くのが大事だと感じています。何から静かになりたいのか。人なのか、音なのか、変化なのか。それが分かると、向いている場所も見えてきます。


関連記事:静かに暮らしたい人が選びやすい移住先ランキング

関連記事:住み替えを考える人が増えた理由ランキング

関連記事:実家を売るか迷っている人へ。私がすぐに決めなかった理由

コメント

タイトルとURLをコピーしました