杉並区に実家がある方の話を聞いていると、「売ろうとは思っているんだけど、なんとなく急ぐ気になれない」という状態の方が多い印象があります。
これは杉並区特有の事情があると思っていて、「急ぎにくくなる理由」がいくつか重なっているんじゃないかと感じています。
杉並区は「住みやすい住宅地」として安定した人気がある
杉並区は閑静な住宅街のイメージが強く、東京の中でも長く人気を保っているエリアのひとつです。吉祥寺・荻窪・高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪と、個性のある駅が並んでいて、どの駅も一定の需要があります。
「売っても需要があるだろう」という安心感がある分、「今すぐ動かなくても大丈夫」という気持ちになりやすいのだと思います。需要が安定しているのは事実なのですが、それが「いつでも売れる」という楽観につながって、判断を先送りにしやすくさせているところがあります。
「いい場所だから」こそ手放しにくい
杉並区の実家は、「手放したくない」という気持ちが出やすいエリアでもあります。
住みやすくて、落ち着いていて、近所の雰囲気もいい。そういう環境にある家を売ることへの心理的な抵抗は、需要の少ないエリアより大きくなることがあります。「もったいない」という感覚が判断を遅らせることも多いと感じています。
ただ、空き家として維持するコストは静かに積み重なっていくので、「もったいない」の中身を一度整理してみることが大事だと思っています。
駅からの距離で相場が大きく変わる
杉並区は人気のエリアですが、同じ杉並区内でも駅徒歩10分以内と20分以上ではかなり相場が変わります。バス便のみの物件になると、さらに条件が変わってきます。
「杉並区だから高く売れる」とも、「杉並区だから安心」とも言い切れない。自分の実家の具体的な条件で査定を取ってみないと、実態は分かりません。
売らなくても、把握だけしておく価値がある
杉並区の実家をどうするか、まだ決めていない段階でも、今の相場を知っておくことはできます。
複数社に査定を依頼して、金額の幅と根拠を把握しておく。それだけで「売るかどうかを判断するための土台」ができます。杉並区は査定を依頼できる会社の選択肢も多いので、比べやすい環境ではあります。
売ると決める前に、まず数字を知っておく。急がなくていいけれど、知ることは早い方がいいと思っています。
相場だけ知っておきたい方へ
「売るかどうか」を、いま決める必要はありません。
ただ、自分の家や土地が、いまどれくらいの金額になりそうなのか。 ざっくりでも分かっていると、判断の土台ができます。
いくつかの不動産会社にまとめて査定を頼める、無料のサービスがあります。
- 売却を前提にしなくて大丈夫です
- 「まだ検討段階です」と伝えれば問題ありません
- 複数社の金額を比べると、極端な数字にも気づけます
知ったうえで、今は動かないという選択もできます。 そういう使い方をしている人も多いようです。


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