移住したいけど、今の家はどうする? 「静かな場所で暮らしたい」の、その先にある問題

雑記・記録
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「もう少し静かなところに引っ越したいな」と思ったことはありませんか。

隣の部屋の生活音、週末の騒がしさ、なんとなく落ち着かない空気。そういうものに疲れて、「地方の静かな場所で暮らしたい」「自然の多いところに移りたい」と調べ始める人は、実はかなり多いそうです。

自分もそうでした。移住の情報を調べて、「ここいいな」「家賃も安いし」なんて妄想するのは楽しかった。でも、ふと我に返ったとき、ひとつの問題が頭をよぎりました。

じゃあ今住んでいるこの家、どうするんだろう。


移住の夢は広がるのに、足元の問題は後回しになりがち

移住先の情報って、調べていて楽しいんですよね。きれいな写真、のどかな風景、「月○万円で暮らせます」みたいな記事。読んでいるとすぐにでも引っ越したくなります。

でも、今の住まいや実家をどうするかという話になると、途端にテンションが下がる。気持ちはわかります。

持ち家がある人は「売ったほうがいいのか、貸したほうがいいのか」で悩むし、実家を持っている人は「親がまだ住んでいるからいま考えなくていいか」と先送りしてしまう。賃貸の人でさえ、「退去のタイミングどうしよう」「引っ越し費用どこから出す?」と現実的なハードルが出てきます。

移住の話って、「行きたい場所」のことばかり考えがちですが、本当に大事なのは**「今いる場所をどう手放すか」**のほうだったりします。


持ち家がある人が最初にぶつかる壁

自分の家を持っている場合、移住を考えたときの選択肢はだいたい3つくらいに絞られます。

売る。 一番すっきりする選択肢です。まとまったお金が手に入るので、移住先での生活資金にも充てられる。住宅ローンが残っていれば、売却代金で完済できるかどうかが最初の確認ポイントになります。

貸す。 家賃収入を得ながら、いざというときに戻れる選択肢。ただ、遠方に住みながら大家業をやるのは思っている以上に手間がかかります。入居者のトラブル対応、設備の故障、管理会社とのやり取り。知人で「移住したけど、前の家の管理が面倒で結局売った」という人もいました。

そのまま置いておく。 一見いちばん楽に見えますが、これが実はいちばん危ない。固定資産税は毎年かかるし、人が住まなくなった家はびっくりするほど早く傷みます。窓を開けない家は湿気がこもり、カビや害虫の温床になりやすいんだそうです。


「実家をどうするか」問題も、移住とセットになる

移住を考えている人の中には、「自分の家」だけでなく「実家」の問題を抱えている人も少なくありません。

たとえば、「自分は地方に移住したいけど、親が高齢になってきた実家の管理はどうする?」というケース。移住したら今以上に実家から遠くなるわけで、何かあったときにすぐ駆けつけられなくなります。

親が元気なうちはまだいいかもしれません。でも、いずれ親が施設に入ったり、亡くなったりしたとき、空き家になった実家をどうするかは必ず考えなくてはいけなくなります。

特定空き家に指定されると固定資産税が跳ね上がる制度もあるし、管理されていない空き家は近隣トラブルの原因にもなります。「移住してのんびり暮らしたい」と思っていたのに、遠くにある空き家のことが気になって結局落ち着かない、なんてことになったら本末転倒です。


動く前に、まずは「いくらで売れるのか」だけ調べておく

ここまで読んで、「めんどうな話ばかりだな」と感じたかもしれません。

でも、いま全部を決める必要はないんです。

自分がやってみてよかったのは、今の家の相場だけ先に調べておくということでした。「売ると決めた」わけではなくて、「もし売ったらいくらくらいなんだろう」を知っておくだけ。

これを知っておくだけで、移住の計画がぐっと現実的になります。「売却額でローンを返せるなら移住できるな」とか、「この金額なら移住先の家を買う頭金にできそう」とか、具体的な数字が見えると判断がしやすくなる。

不動産の一括査定サービスを使えば、複数の不動産会社からまとめて見積もりが届きます。自分の場合、ネットで必要事項を入力しただけで、3日後には4社から査定結果が届きました。営業電話が気になる人もいるかもしれませんが、「まだ検討段階です」と伝えればしつこくされることはなかったです。

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実家が気になっている人も、相場を知ることから

自分の家ではなく、実家のことが気になっている場合も同じです。

「親の家、いまどのくらいの価値があるんだろう」と気になったら、相場を調べてみる。これだけでも「将来どうするか」を家族で話し合うきっかけになります。

相続の話って、なかなか切り出しにくいものです。でも「ちょっとネットで調べてみたんだけど、この辺の相場って○○万くらいらしいよ」くらいの軽い話題なら、そこまで重くならずに済みます。

実際、自分の知り合いで「実家がいくらで売れるか」を早めに調べていた人は、相続のときにかなりスムーズに動けていました。逆に何も調べないまま相続を迎えて、兄弟で揉めてしまったという話も聞いたことがあります。

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「移住したい」と「家をどうする」は、一緒に考えていい

移住の記事を読んで「いいな」と思ったのに、現実的な話になると急にトーンダウンしてしまう。そんな人は多いと思います。

でも、移住の夢と今の家の問題は、切り離して考える必要はありません。むしろ一緒に考えたほうが、全体の見通しが立ちやすくなります。

今の家や実家の価値がわかれば、移住にどれくらいの資金を使えるか見えてくる。そうすれば「行きたい場所」だけでなく「行ける場所」が具体的に見えてきます。

焦って売る必要はないし、すぐに移住する必要もありません。ただ、「自分の持っている不動産がいまどのくらいの価値があるのか」を知っておくことは、どんな決断をするにしても損にはならないはずです。

思い立ったときに、まずは相場だけでも。そこから先は、自分のペースで考えていけばいいと思います。


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