江東区に実家がある方から話を聞くと、「売った方がいいのは分かっているんだけど、なかなか決められない」というパターンが多い印象です。
なぜ江東区でこの「分かってはいるけど決められない」が起きやすいのか。いくつか理由がある気がしています。
江東区は「エリアの変化が大きい」区のひとつ
江東区は、ここ十数年でかなり変わったエリアのひとつです。豊洲・有明・東雲といった湾岸エリアのマンション開発が進み、以前とは街の雰囲気がずいぶん変わっています。
その一方で、深川・砂町・亀戸など、昔ながらの住宅地も残っています。同じ江東区でも、エリアによって相場も需要も、買い手のイメージも全然違います。「江東区の実家」という括り方では、相場感がつかみにくいのはそのためです。
「タワマンが多いエリア」に引っ張られて相場感が狂いやすい
豊洲や有明のタワーマンションの価格を見てしまうと、「このエリアは高いんだな」という印象になることがあります。ただ、そのイメージが古い住宅地の一軒家にそのまま当てはまるわけではありません。
逆のパターンもあって、「湾岸のイメージが強くて自分の実家には需要がないかも」と思い込んでいた方が、査定を取ってみたら意外と高かった、というケースもあります。思い込みで判断するより、実際に数字を取ってみる方が正確です。
液状化リスクや浸水リスクへの不安
江東区で実家の売却を考えている方から、「液状化のリスクがあるから売りにくいんじゃないか」という話を聞くことがあります。
確かに、江東区の一部エリアは低地や埋立地が多く、ハザードマップ上のリスクが高いエリアもあります。ただ、それを理由に「売れない」と決めつけるのは早い気がしていて。リスクがある物件でも、適切な価格設定と説明があれば売買は成立します。不安な場合こそ、複数の不動産会社に意見を聞いてみることが大事だと思っています。
決めかねているなら、情報から入る
江東区の実家について「売るかどうか迷っている」という状態なら、まず相場を知ることから始めるのがおすすめです。エリアの特性上、会社によって査定の見立てが異なることが多いので、複数社に依頼して比べてみることに特に意味があります。
売ると決めなくていい。今の価値を知っておくだけで、次の判断がしやすくなります。
相場だけ知っておきたい方へ
「売るかどうか」を、いま決める必要はありません。
ただ、自分の家や土地が、いまどれくらいの金額になりそうなのか。 ざっくりでも分かっていると、判断の土台ができます。
いくつかの不動産会社にまとめて査定を頼める、無料のサービスがあります。
- 売却を前提にしなくて大丈夫です
- 「まだ検討段階です」と伝えれば問題ありません
- 複数社の金額を比べると、極端な数字にも気づけます
知ったうえで、今は動かないという選択もできます。 そういう使い方をしている人も多いようです。

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