実家が事故物件になってしまったとき、最初に迷ったのが「どこに相談すればいいか」でした。
普通の不動産会社でいいのか、事故物件専門と書いてあるところに行くべきなのか。実際にいくつかの会社と話してみて、それぞれの特徴と向き不向きが見えてきました。
選択肢は大きく3つある
① 一般の不動産会社(仲介) 通常の売却と同じように、買い手を探して仲介してもらう形。うまくいけば一番高く売れますが、事故物件に不慣れな会社だと「難しい」と断られることもあります。
私が最初に相談した近所の不動産会社では、「この物件はちょっと難しいですね」と言われてしまいました。悪い人ではなかったのですが、こういったケースの経験がほとんどなく、どう進めればいいか分からない様子でした。
② 事故物件専門の買取業者 物件を直接買い取ってくれる会社。買い手を探す必要がなく、数週間〜1ヶ月程度でスピーディーに手続きが完了します。告知義務の扱いや特殊清掃の手配など、専門的なノウハウを持っているため相談しやすいです。ただし価格は仲介より低くなる傾向があり、相場より2〜3割低い金額を提示されることが多いです。
③ 一般の不動産買取業者 事故物件専門ではないけれど、買取事業を行っている会社。スピーディーに売れるメリットはありますが、事故物件の扱いに慣れていない場合、断られるかかなり低い価格を提示されることがあります。
どれを選ぶかは「何を優先するか」で決まる
早く・確実に売りたい場合 事故物件専門の買取業者が向いています。特殊清掃の手配ごとまとめてお任せできるケースもあります。
できるだけ高く売りたい場合 事故物件の扱いに慣れた仲介会社を探して、一般の買い手や投資家向けに売り出す方法が選択肢になります。時間と手間はかかりますが、買取より高く売れる可能性があります。
まず相場感だけ知りたい場合 専門業者に査定だけ依頼してみるのが一番手軽です。「この金額なら売ってもいい」「もう少し高く売れそうなら仲介を探す」という判断の起点になります。
複数社に当たることが、ここでも大事
事故物件は、会社によって提示価格と対応の質が大きく変わります。
1社だけで判断せず、専門業者を含む複数社に査定を依頼して比べることが重要です。金額だけでなく、「説明が丁寧かどうか」「急かしてくる雰囲気はないか」という担当者の印象も、判断材料にしてください。
精神的な負担が大きい時期だからこそ、信頼できる会社と進めることが後悔を減らすことにつながります。
※ここに「事故物件対応の査定サービス」へのリンクを設置予定です
連記事:親が孤独死した実家、売れるのか
関連記事:事故物件の査定額はどのくらい下がるのか
関連記事:事故物件の告知義務、いつまで続くのか


コメント