その日は、
「話だけでも聞いてみよう」
くらいの気持ちでした。
実家のことがずっと頭にあって、
でも何も決められないまま時間だけが過ぎていたので、
思い切って不動産屋に行ってみたのです。
行く前から、正直ちょっと緊張していた
不動産屋に入る前、
こんなことを考えていました。
- 売る前提で話されるのでは
- その場で決断を迫られたらどうしよう
- よく分からないまま話が進んだら嫌だな
「相談だけで大丈夫ですよ」と言われても、
内心では
本当に大丈夫なのか?
という不安がありました。
話は丁寧。でも、頭が追いつかなかった
対応してくれた方は、
とても丁寧でした。
ただ、話の内容はというと、
- 周辺相場
- 最近の成約事例
- 売却の流れ
- 媒介の種類
聞いたことはあるけれど、
その場で理解して判断できるほど、
頭は整理されていませんでした。
「分かりましたか?」と聞かれても、
正直なところ、
分かったような、分からないような状態です。
「今日は決めなくて大丈夫ですよ」と言われたけれど
最後に、
「今日は決めなくて大丈夫ですよ」
と言われました。
それは本心だったと思います。
でも、
その場の空気や流れの中で、
決めないで帰ること自体に、少し罪悪感を感じていました。
結局、
「少し考えます」
そう言って、名刺だけもらって帰りました。
何も決めなかったけど、無駄ではなかった
家に帰ってから、
少しホッとしたのを覚えています。
同時に、
こうも思いました。
- まだ自分は準備ができていない
- いきなり行くには、情報が足りなかった
- 先に整理しておけばよかった
不動産屋に行ったこと自体は、
無駄ではありません。
ただ、
順番が違ったのだと思います。
決断の前に、落ち着いて考える時間が必要だった
売る・売らないを決める前に、
- 相場はどのくらいか
- だいたいの幅はどれくらいか
- 自分は急いでいるのか、そうでもないのか
こうしたことを、
一人で落ち着いて考える時間が必要でした。
不動産屋のカウンターでは、
どうしても冷静になりきれません。
今思うと、先にやっておけばよかったこと
今なら、こう思います。
「いきなり行く前に、
だいたいの相場だけでも知っておけばよかった」
それだけで、
- 話の聞こえ方が変わる
- 焦らなくて済む
- その場で決めなくていい自信が持てる
準備があるかないかで、
気持ちは大きく違います。
まとめ
この日は、
何も決めずに帰ってきました。
でも、
決めなかったこと自体は、間違いではなかった
と思っています。
むしろ、
- 自分にはまだ早かった
- もう少し情報が必要だった
それに気づけた、
大事な一日でした。
もし今、
不動産のことで迷っているなら、
無理に決める必要はありません。
決断は、
準備が整ってからでいい。
そんなふうに、
今は考えています。


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